Same Situation Different Day
INN_TOKYOでのPERSのレコ発展示が終了しました。たくさんの方にお越しいただいてとても嬉しいです。ありがとうございました。 今でも展示の写真を見返すと鼻の奥にコーヒーのいい匂いがよみがえります。作品から作ってもらったラベルも可愛かったです。(インスタにたくさんアップ...
気がついたら夏が背中を向けていた。
夏は短くてうるさくて危険な、若者の時代のよう。 この夏はただただ暑さに耐えながら死なない程度に仕事をしていたら終わってしまった。(私の部屋にはエアコンがない)札幌に住んでいた時は貴重な夏を何が何でも楽しむぞといった心意気で、唇を青紫色にしても海水に浸かったり、震えながらテン...
FOUNDLAND
VacantでKira Kiraのライブ。たった一人で機械の箱からいろんな音を出す様子は魔法のようだった。曲の紹介の時に、なんでもいいから願い事を祈ってくださいねと言っていた。本当に魔女なのかもしれない。 帰りにUとカフェに寄ったらキューティ・ブロンドがプロジェクターで壁に...
I saw him in Bruges.
NTMY ISSUE.4がPHOTOBOOK MELBOURNEで配布される予定だったのですが、 配送のトラブルがあったのでニューヨークのNEW CITY ART FAIRに変更されるとのことです。 殺されることも盗まれることも意地悪されることもなく長めの旅行から帰国する...
うれしいニュースもある
NTMYの献本をじっくり見る。一枚一枚めくりながら自分の作品へたどり着くまでに面白い写真がわんさとたくさんあって気が遠くなっていく。写真はいいものだと思う。 この本はロサンゼルスへの旅が終わって次はメルボルンへ連れて行ってもらえるそうだ。 私もオーストラリアへ行ってみたい。 ...
今日は風が強い
遠くから日向を見て、花束が落ちているのかと思った。 名もなき死と同じように名もなき献花もそこらじゅうに存在する。などと思えば慰められるわけでもない。 旅行前に悪いニュースばかり耳に入ってくる。 こうなってくると未来について嫌な予感しかしないが、しかし世の中に悪いことはいつで...
家を半分こわしてそこに重機を収納していた。
Kが北海道から遊びに来る。 夜勤明けで仮眠してから来るとの事で、私の家につくのは23時を過ぎるらしい。 お腹に優しくて温かい物が食べたいというリクエストでおでんを作った。 我が家にはおでんをつくるにふさわしい大きな鍋がなくて、やはり作っているうちにおでんがはみ出てしまい、コ...
秋の機嫌が悪い
Pちゃんと駅前で飲酒をしていたら、隣のテーブルのおじさんの一人が声楽家だったらしく、要所要所でかなりの声量で歌いだすので声が小さい私たちの話の腰は折れまくった。おじさんは店を出る時にこちらに上品なお辞儀をしてきた。 おじさんが外に出てから、拍手をすればよかったと思った。...
ふやけた本の侘び寂び
湯船に浸かって本を読める気温になって来た。 川端康成「女であること」を読了して 次の風呂本に、モーム「月と6ペンス」を任命した。 ケミカルな食べ物は身体に悪そうだけどケミカルなお湯は身体によさそうだ。 炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)、セスキ炭酸ナ...
もっと本気の散歩を
台風が過ぎた朝の落下物で、その道沿いにどんな植物が生えているのかを確認する。 下を向いて歩いている。 駅までの道にはどんぐりと豆がたくさん落ちていた。 駅前通りに豆が生えていたとは知らなかった。 見ているようで見ていない物が沢山ある。もっと本気で散歩をしなくてはならない。...