それは絹さやや人参などとお吸い物にするべきだったのに
晴れ。
20日の盆踊りの夜の事を思い出すと、夢みたいでボンヤリする。
今日終わるこうふのまちの芸術祭のことを思い浮かべてたまった家事の処理と治らない風邪の療養。
Uちゃんが金沢に行ったお土産があるので渡したいとのこと。
新しくできたカフェに夕食を食べに行く。
金沢にはものすごい的中率のおみくじがあるそうで、恋愛の相手の星座、血液型、年齢まであてるそうだ。ピタリと彼氏のことが当たった先輩は結婚し、恋愛についてなにも触れられない内容だった先輩は仕事一筋になり、その話を聞いたUちゃんはおみくじを引きに旅に出て、お告げの通りつらい恋を忘れて希望に生きる。
お土産には犬の絵が書いてあるコースターのセットと入浴剤と可愛い手鞠麩をもらった。
家で台所にあったとろろこんぶの汁に投入してみたところ、お椀の中は藻が育ちまくった沼のようであり、手鞠麩は打ち捨てられた幼女の玩具のようであり、この風景は横溝正史っぽい悪夢である。手鞠麩への冒涜である。失敗。